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お金も時間もない下積み期に|ミニマリスト11年の生存術

2025-06-16

この記事で解決できるお悩み

  • 下積み生活がキツすぎて、心が折れそう…
  • 挑戦したい気持ちはあるのに、現実が追いつかない…
  • 他人の目が気になりすぎて、集中できない

そんな悩みに、本記事は寄り添います!

本記事を書いている人物

  • ミニマリスト歴11年(2014年〜)
  • 配達員で生活費をまかなう
  • ブログを運営
  • 固定費を徹底的に削る
  • 挑戦の時間を確保
  • 現在も下積み生活の真っ最中

こんな毎日を支え続けてくれているのが、ミニマリズムです。
ミニマリズムこそが、下積み生活で最強のライフハックだと感じています。

この記事では前半で「下積み×ミニマリズムが最強な理由」を解説し、後半では「下積み生活を乗り切る具体的な行動・思考・ツール」を紹介していきます!

下積み生活は、想像以上にキツい

下積み=我慢?それとも実験期間?

「下積み」と聞くと、こんなイメージを持つ人が多いと思います。

  • お金がない
  • 将来が見えない
  • 情報が多すぎて混乱する
  • 我慢の連続で心がすり減る
  • SNSで他人と比べてしまい、自信喪失

下積み中は「いつ終わるかわからない不安」がつきまとう。

僕自身、先の見えない挑戦の連続でした。
努力しても、結果が出ない。
周囲の同世代はどんどん前へ進んでいく。
焦りと自己否定のループ。

しかし、下積み期間を、

「下積み=報われない時期」ではなく、人生を“自由に実験できる”貴重な時間

僕はこう捉えて少しずつ乗り越えていきました。

下積み生活がしんどくなる原因とは?

下積み中に直面する5つの悩みを整理し、表にまとめました。

悩みの原因具体的な症状
①お金の不安生活費が足りない、将来が見えない
②情報過多何をすれば?何に手をつけたら?迷子に
③他人との比較SNSで落ち込む、自信を失う
④評価されない自分誰からも評価されず、意味を見失う
⑤焦り成果が出ず、「このままで大丈夫?」と不安になる

これらの悩みはすべて、『心の余裕のなさ』に根本原因があります。

そして、その心の余裕を取り戻すカギが、ミニマリズムの思考なんです。

ミニマリズム × 下積み生活|なぜ相性がいいのか?

先述した内容の悩みを解決し、解消、緩和していくことにアプローチしていくことが重要になるかと思います。

辛さの原因とミニマリズムでの対処法

辛さの源よくある症状ミニマリズムでの対処
①お金の不安生活費が捻出できない固定費を削り、必要額を明確化
②情報過多「結局何から?」と迷う目的以外の情報を断捨離
③他人比較SNSで自信を失うTL断ち・フォロー整理
④評価不足誰にも褒められない行動ログを残し“自分で自分を認める”
⑤焦り成果ゼロが怖い小さな目標に分解→短サイクルで評価

僕を支えてくれた、11年間のミニマリズム

これまで大学生時代から社会人、そして現在まで、何度も下積み生活を経験してきました。

そのすべてを支えてくれたのが、モノ・お金・思考を最小限で生きること=ミニマリズムでした。

僕がやってきたこと

  • 必要最低限の生活費の明確化
  • SNSをすべて辞める
  • 自分がやりたいことに全集中
  • 心がざわつく人間関係の整理
  • 時間の大切にする
  • 「今、生きたい暮らし」を最優先

その生活の中で、「下積み期間とミニマリズムが最強だわ!」と気づいた内容は、こんな感じ。

  • 「これだけで大丈夫」という安心感
  • 最小限のコスト=挑戦のハードルが下がる
  • 余計なモノがないから、すぐ動ける
  • 行動できている自分に自信がもてる
  • 自分にとって納得感のある日々=心が充足される

つまり、余計なものにエネルギーを奪われずに済む。
その分、挑戦に“全ベット”できる状態が生まれたんです。

本当に満たしてくれるのは「モノ」ではなく、「行動」と「思考の変化」でした。

ミニマリズムが最強な3つの理由

ミニマリズムが最強なライフハックな理由について、以下の3つで解説します。

  • 少ないお金でも生活をまわせる
  • 判断力と集中力が上がる
  • 自分の「軸」が育っていく

理由①|少ないモノとお金でも生きられる

下積み中に一番の悩みとなるのは、お金の不安だと思います。

お金の不安を解消するには、モノを手放すことは大きな要素だと思います。

例えばモノを減らせば、

  • 狭い物件でも十分暮らせる
  • 家賃も下げられる → 固定費ダウン
  • 引っ越しが楽になる → 行動の自由UP
  • 要らないモノを売れば、少し資金に
  • 断捨離→「なんて無駄遣いを…」と凹む
  • 結果、物欲に変化が起こる

モノを減らすことで、

  • 固定費を圧倒的にカット(家賃・サブスク)
  • 食費や衣類にこだわりを持ち、浪費をゼロに
  • 必要なものは長く使える1軍だけに厳選

結果、月10万円台で心地よく生活できる体制ができました。

これは挑戦を継続するうえで、本当に大きな支えになりました。

お金への不安が緩和されていく

お金の不安って、一生なくならないと思います(富豪や石油王は別)

なので、

お金の不安を緩和する

この視点が大事だと気づきました。

そして自分にとって必要な生活費を算出して削りまくった結果、とても生きやすくなり、挑戦しやすくなりました。

理由②|判断力と集中力が上がる

下積み中は「正解がわからない」ことばかり。

その中で必要なのは、日々の小さな判断力と集中力

ミニマリズムは、そこを支えてくれます。

たとえば、

  • 選択肢を減らすことで、余計な迷いが消える
  • 「自分に必要なもの」が明確になってくる
  • ノイズが減ると、思考が研ぎ澄まされる
  • 「何を大事にしたいか」が分かる
  • 人間関係の見直し
  • 時間の使い方の優先順位
  • 他人と比較しなくなる
  • 迷いの元をシャットアウト
  • 毎朝「今日はこれをやる」と即決
  • 「自分にとっての幸せ」を追求

結果的に、行動スピードも上がり、トライ&エラーのサイクルが回るようになります。

不要な選択肢を削ることで、行動も感情も、スッと軽くなっていきます。

理由③|自分の「軸」が育っていく

最後は、いちばん大事な話。

ミニマリズムを通して、「自分にとっての心地よさ」を選び続けていくと、
少しずつ、自分の“軸”が育ってくるのです。

  • 他人に合わせない
  • 評価されない前提で生きる
  • 自分が納得できる判断を積み重ねる

これは、挑戦を続けるうえで大きな支えになります。

今こそリスクを取る

身軽な『いま』しかできない挑戦もあると思います。

  • コストを抑えてる=リスクを取っても致命傷にならない
  • 失敗してもリカバリーできる
  • 小さな有料ツール導入など攻めの投資もOK

リスクが取れるメリットに向けることも大事ですね!

ミニマリズムを最大に生かす|挑戦を支える3つの考え

ミニマリズムの思考を踏まえ、最大限の挑戦をする上で支えてくれる考えは以下の3つです。

  • 生活費はとことん削る
  • 生活のために働きすぎない
  • 小さな積み重ねにフォーカス

それぞれご紹介していきますね!

生活費をとことん削る|「収入より支出」に目を向ける

下積み生活で苦しくなる一番の原因は、「お金の不安」です。

先述したように、工夫すれば月10万円あれば生きてくことは、わりと現実的なんです。

大事なことは、収入を増やすより、支出を減らした方が即効性があります。

僕がやってきたこと

  • 家賃:東京で5万円以下の物件へ引っ越し
  • 通信費:楽天モバイル(¥3,200/月)
  • サブスク:今は0(必要な時だけ契約)
  • 自炊(お米+味噌汁+冷凍ブロッコリー)
  • 近所の格安スーパー(まいばすけっと最高)
  • 娯楽、交際費を削る(”一時的”と捉える)

「節約=我慢」ではなく、自由に挑戦するための戦略と考えると、前向きに取り組めます。実際に僕も長年節約生活をしていますが、結構楽しいです。笑

生活のために働きすぎない|ライフワークを削らない

下積み生活中、「お金がないからとにかく働かないと」と焦る気持ちはとてもよくわかります。

しかし、働きすぎると本当に大事な“挑戦の時間”が奪われていきます。

僕もアルバイトや仕事を1日10時間やっていた頃、ブログも勉強も、何も手につきませんでした。

ここで重要になるのが、「生活のために働きすぎない」こと。

つまり、生活のために働きすぎる(ライスワーク)と、挑戦したいこと(ライフワーク)に時間を費やせません。挑戦に時間をフルベットする勇気、めちゃくちゃ大事です。

考え方を変えると、行動も変わる

  • 「生活費<収入」に視点を変える
  • "いま”の時間は、将来への最大の投資
  • ”お金”は後からでも取り返せる
  • けれど”時間”は戻らない
  • スマホ通知全オフで集中

小さな積み重ねにフォーカス

下積み生活で一番の敵は、「成果が見えないことによる焦り」だと思います。

  • 自分には向いてないんじゃないか
  • 周りと比べて自分は進んでいない
  • 自分はダメなんじゃないか

この気持ち、とても分かります。

だけど大事な視点は、下積みはマラソンだと捉えることです。

  • 結果がすぐに出ないと割り切ること
  • 焦らず、地味な一歩を積み上げること
  • 成果ではなく、変化に目をむける
  • 毎日の日記と記録
  • 月末に1か月の振り返り

とにかく焦らないこと。何より続けることです。

下積み期間をとことん楽しむ

何より、この期間をとことん楽しむことも大事だと思います。

結果を急がず、「今しか味わえない生活」として楽しむこと。

  • ”人生の貴重な実験期間”と捉える姿勢
  • わざと不自由な環境に飛び込む=経験値UP
  • 自分の思い描く未来を想像してワクワクする

下積み生活におすすめなサービス・ツール9選

下積み生活を乗り越えていくうえで、身の回りにあるサービスを最大限に活用することも重要かと。

節約・仕事・集中力・健康、この4つの側面をふまえ、おすすめのサービスをご紹介します!

まいばすけっと(イオングループ)

  • PBが安すぎる
  • 冷凍ブロッコリー
  • 冷凍餃子

楽天経済圏

  • ポイント還元率が高い
  • 楽天ポイントにコミット
  • クレジットカード
  • 楽天ペイ
  • 楽天モバイル
  • 楽天でんき・ガス

図書館サービスで読書

  • 自治体の図書館サービスフル活用
  • お金もかからずインプット可能
  • 最新の本も多数あり

Uber Eats配達パートナー

  • 自分の自由に稼働が可能
  • 自分の頑張り次第で報酬が上がる
  • 報酬の振り込み→週払い

単発アルバイト

  • タイミー
  • メルカリハロ

昇降式デスク

  • 集中力キープ
  • 運動不足解消
  • 立ち仕事の疲労を減らすリカバリーサンダル

紙とペン

  • 脳内とメンタルの調整
  • 脳と心のデトックス

自重トレグッズ

  • プッシュアップバー
  • アブローラー
  • ヨガマット
  • メンタル維持
  • 健康管理

銭湯

  • 温冷交互浴
  • 疲労回復
  • ストレス解消
  • 睡眠の質がUP
  • デジタルデトックス
  • マインドフルネス

まとめ|下積み×ミニマリズム=最強の味方

本記事では、下積み生活にミニマリズムが最強な理由を解説しました!

最後にまとめますね。

  • 下積み生活がしんどくなる原因は「不安」「比較」「焦り」
  • ミニマリズムで“心と行動”を軽くすれば、挑戦に集中できる
  • 生活費削減・働きすぎ防止・小さな積み上げがカギ

ミニマリズムは、ただの節約術でも、モノを減らす自己満でもありません。

『夢や目標に集中できる環境をつくる』という、下積み生活にとっての“最高の土台”です。

ご紹介した考え方と行動、習慣を実践すれば、 未経験・無収入からでも「自分だけの挑戦」を続けていけます!

何も持っていない今だからこそ、自由に生きられる可能性がある。

あなたにとっての下積み時間を、どうか大切に、楽しんでください!

あなたの一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです!

▼さらに具体的なツール・生活術は、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • この記事を書いた人

おんじょう。

東京23区で月12万円で暮らすミニマリスト11年生。 「人生がどん底・人生をやり直したい」そんな方に向けたミニマリズムで立て直すブログを運営しています。 散歩・筋トレ・銭湯・フレンチブルドッグが大好き。

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